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毛穴・にきび・にきび瘢痕

毛穴、にきび、にきび瘢痕は、多くの人が悩む肌トラブルの一つです。特に思春期にはにきびができやすく、適切なケアをしないと瘢痕として残ってしまうこともあります。大人になってからもにきびに悩み、受診される方が多くおられます。当院では、保険治療はもちろん、患者さん一人ひとりの肌の状態や悩みに合わせた自費治療も組み合わせてご提案し、健やかな肌を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

毛穴トラブルについて

毛穴の開き

皮脂分泌の多さや加齢によるハリ不足が原因で、毛穴が目立って見えます。

黒ずみ毛穴

毛穴にたまった皮脂や角質が酸化して黒く見えます。また、毛穴周囲の色素沈着や、毛穴からの産毛も黒ずみ毛穴の原因です。

たるみ毛穴

加齢によって肌の弾力が低下し、毛穴が縦長に伸びて見えるタイプで、30代以降に気になることが多いです。

にきび痕の毛穴

炎症後に毛穴周囲の皮膚が凹んで目立つ状態です。

毛穴の開大、トラブルは肌質や年齢により様々ですが、原因の一例を挙げます。

  • 過剰な皮脂分泌・・皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなります。
  • 肌の乾燥・・肌が乾燥すると、毛穴周りの角質が硬くなり、毛穴が詰まりやすくなります。
  • ターンオーバーの乱れ・・肌のターンオーバーが乱れると、古い角質が剥がれ落ちにくくなり、毛穴が詰まりやすくなります。
  • 紫外線・・紫外線は、肌のコラーゲンやエラスチンを破壊し、毛穴の開きを悪化させます。
  • 間違ったスキンケア・・過剰な洗顔やゴシゴシ洗いは、肌を乾燥させ、毛穴のトラブルを悪化させます。
  • 生活習慣の乱れ

毛穴の治療法について

当院では、毛穴のトラブルに対して、患者さんの肌の状態や症状に合わせた様々な治療法をご用意しています。

外用

  • アゼライン酸:毛穴の詰まりの改善、皮脂分泌抑制、抗酸化作用
  • 各種基礎化粧:レチノール配合美容液など

ケミカルピーリング

サリチル酸をマクロゴールで安定させた薬剤を使って古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進します。

ウォーターピーリング(ハイドラジェントル)

水流と薬剤を使って毛穴の洗浄、角質除去、美容液導入を行います。
レーザーやIPLなど他の施術と組み合わせることにより、効果を高めます。

エレクトロポレーション

電気の力で美容成分(高濃度ビタミンC、レチノイン酸、ヒト幹細胞培養上清液など)を肌の奥まで浸透させ、毛穴の開きや詰まりを改善する施術です。

レーザーフェイシャル

顔全体に低出力のレーザーを照射することで、肌のコラーゲン生成を促し、ハリや弾力を高めたり、毛穴の改善効果が期待できます。

ピコフラクショナル

レーザーの衝撃波を利用します。肌表面にはほとんど傷を付けず、レーザーを肌の内部まで届けます。衝撃波が肌の内部に小さな空胞を作り、その部分に創傷治癒が起こる過程でコラーゲン・エラスチンの生成を促進します。毛穴の開き・小ジワの改善に効果がありハリ・弾力・質感の改善にも効果が期待できます。

CO2フラクショナル

お肌にドット状の微細な孔を開け、肌の創傷治癒効果によって肌細胞の再生を促す治療法です。しわや目立ちやすい頬の毛穴、クレーターになってしまったにきび痕に有効です。ピコフラクショナルと比較してダウンタイムが長く、色素沈着が生じることもあります。

RF(高周波)

高周波の熱エネルギーによって、脂肪深層の引き締めから真皮のタイトニングが可能です。
特に真皮層に熱を加えることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、ハリや弾力が改善し、結果的に毛穴が目立ちにくくなります。

にきびの症状について

にきびは、毛穴に皮脂や角質が詰まり、アクネ菌が増殖することで炎症を起こす皮膚疾患です。にきびの種類によって症状が異なります。

  • 白にきび・・毛穴が閉じた状態で、白いプツプツとしたものができる
  • 黒にきび・・毛穴が開いた状態で、毛穴の詰まりが酸化して黒く見える
  • 赤にきび・・炎症を起こし、赤く腫れている
  • 黄にきび・・炎症が進み、膿を持っている

にきびは、顔だけでなく、背中や胸など、皮脂腺が多い部位にもできやすいのが特徴です。

にきび瘢痕の症状について

にきび瘢痕は、にきびの炎症が治まった後に残る跡のことです。にきびの炎症が真皮層まで及ぶと、皮膚の組織が破壊され、にきび痕として残ってしまうことがあります。
にきび痕は、自然に治ることはほとんどなく、適切な治療が必要です。

にきびの治療法について

にきびの治療は、ニキビの種類や炎症の程度によって異なります。当院では、以下の治療法を組み合わせて、にきびの改善を目指します。

  • 外用薬(保険治療)・・抗菌薬や抗炎症薬を塗布し、アクネ菌の増殖を抑え、炎症を鎮めます。
  • 内服薬(保険治療)・・抗生物質や漢方、ビタミン剤を服用し、体の内側からにきびを改善します。
  • 面皰圧出(保険治療)・・専用の器具を使って、毛穴に詰まった皮脂や角質を取り除きます。
  • ヒーライト(保険治療)・・アクネ菌を殺菌し、炎症を抑えることで赤にきびの悪化を抑制します。さらに肌のターンオーバーを促進し、にきび痕の改善効果も期待できます。
  • ケミカルピーリング・・薬剤を使って古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進します。
  • レーザー治療・・皮脂腺にアプローチし、アクネ菌の殺菌作用、過剰な皮脂分泌を抑えることで、にきびの改善が期待できます。

にきび瘢痕の治療法について

色素沈着には、ケミカルピーリング、高濃度ビタミンCを用いたエレクトロポレーションが有効です。
クレーター状のにきび痕には、フラクショナルレーザー(ピコ、CO2)など肌の再生を促す治療が有効です。当院では採用しておりませんが、ダーマペンやニードルRF、各種注入治療などの選択肢もあります。
にきび痕の赤みには、YAGレーザーを用いたレーザーフェイシャル、IPL光治療が有効です。当院では採用しておりませんが、Vビームレーザーも用いられます。

 

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