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AGA(男性型脱毛症)

AGA(男性型脱毛症)は、成人男性によく見られる進行性の脱毛症です。思春期以降に始まり、徐々に進行するのが特徴で、額の生え際や頭頂部の髪が薄くなる、または両方が同時に進行することが一般的です。AGAは、遺伝的な要因や男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の影響が主な原因と考えられています。放置すると徐々に薄毛が進行し、精神的なストレスやQOL(生活の質)の低下にも繋がる可能性があります。しかし、AGAは適切な治療を行うことで進行を遅らせたり、改善させたりすることが可能です。

AGAの症状について

AGAの主な症状は、以下の通りです。

  • 額の生え際が後退する(M字型脱毛)
  • 頭頂部の髪が薄くなる(O字型脱毛)
  • 前頭部から頭頂部にかけて全体的に薄くなる
  • 抜け毛が増える
  • 髪の毛が細く、短くなる

これらの症状は、徐々に進行していくのが特徴です。初期段階では、抜け毛が増えた程度で、あまり気にならない方もいらっしゃいますが、放置すると薄毛が目立つようになり、改善が難しくなることもあります。早めの対策が重要です。ご自身の症状がAGAかどうか気になる場合は、当院までお気軽にご相談ください。

AGAの原因について

AGAの主な原因は、以下の2つです。

  1. 遺伝的要因・・AGAになりやすい体質は、遺伝的に受け継がれることがあります。特に、男性ホルモンの感受性や代謝に関わる遺伝子が影響すると考えられています。
  2. 男性ホルモン(DHT)の影響・・男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。このDHTが、毛母細胞の働きを阻害し、髪の成長を妨げることで、AGAが引き起こされると考えられています。

その他、生活習慣の乱れやストレスなども、AGAの進行を早める要因となる可能性があります。バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけることも大切です。

AGAの治療法について

薬物療法は、AGA治療の基本となる治療法です。主に、以下の2種類の薬が用いられます。

  • フィナステリド・・5αリダクターゼの働きを阻害し、テストステロンからDHTへの変換を抑制することで、AGAの進行を遅らせます。
  • デュタステリド・・フィナステリドよりも強力に5αリダクターゼを阻害し、DHTの生成をより効果的に抑制します。

副作用のリスクもあるため、必ず医師の指示に従って服用してください。

 

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